
夏の防災対策
夏の防災対策は、台風・豪雨・熱中症・停電など、季節特有のリスクに備えることが重要です。特に猛暑日が続く近年は、熱中症に備えた対策や虫よけグッズ、衛生対策なども重要になっています。
台風・豪雨への備え
熱中症への備え
停電・断水への備え
衛生・感染症への備え
企業向け 夏の防災対策チェックリスト
1. 【熱中症対策】
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作業場所・オフィス内の温湿度を定期的にモニタリングしている
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エアコンや換気扇などの空調設備が点検・整備済みである
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作業員・従業員にこまめな水分補給と休憩を指導している
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塩飴・経口補水液・冷感グッズなどを職場に常備している
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熱中症発症時の応急対応マニュアル・連絡体制を整備している
2. 【台風・豪雨・浸水対策】
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ハザードマップに基づきリスク把握をしている(洪水・土砂災害等)
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従業員に早期帰宅・在宅勤務切替の基準を周知している
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サーバー・重要機器は床上浸水を防ぐ高さに配置・保管している
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排水設備(雨どい・側溝)の定期点検を行っている
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重要書類・データはクラウドや遠隔地にバックアップを取っている
3. 【停電・断水対策】
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非常用照明・モバイル電源・発電機を備えている
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重要業務のためのBCP(事業継続計画)を策定している
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電力消費が高い機器を把握し、優先順位の使用ルールを策定している
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飲料水・保存食・簡易トイレ・衛生用品を社内備蓄している
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ラジオ・衛星電話・アプリなど多重的な情報収集手段を確保している
4. 【従業員対応・情報共有】
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災害時の連絡体制(電話・メール・LINE WORKSなど)が整備されている
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安否確認訓練や防災訓練を定期的に実施している
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通勤困難者向けに帰宅困難者対策マニュアルを整備している
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在宅勤務制度や柔軟な勤務体制の導入・検討をしている
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被災時の従業員支援(メンタルケア・生活支援)体制を検討している
5. 【感染症・衛生面の備え(被災時)】
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備蓄品にマスク・手指消毒液・ウェットティッシュを追加している
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トイレ・共用スペースの衛生管理体制を再確認している
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感染症流行時の出社ルール・対応方針を策定している
月1回の「チェック日」を設けるのがおすすめです。
また、定期的な見直しと、防災委員会などの社内体制構築も有効です。